―宿屋―……。ロミ?……えっと、部屋……かな……[聞こえた声>>161に、ゆっくりと顔を上げます。特徴のある声は刺繍師さんのものでした。今日はまだ見ていない気がする幼い姿を探して、辺りを見渡します]えっと、……[だけどきちんと確認する前に、もう一つ声>>169が掛かりました。顔が歪んでしまったのが、自分でも分かりました]……、エーリィ。[僕は自分の手が汚れている事も忘れて、彼に抱きつく為に両腕を伸ばしました]