[伝わってくるパトラッシュの気遣う心、それでも、受け入れがたい真実。
近づいてくる、どんどん気持ちが伝わってくる。
悲しみや後悔や、やり場のない思いが入り混じった心の中に、
少しずつしみこむように、パトラッシュの言葉と思いが伝わってくる]
だって……わたし……本当に……知らなくて……
[ゆっくりとパトラッシュと逆に下がっていく、少しずつ、すぐに壁にあたり、せまるパトラッシュに首を何度も振りながら]
だめ、だめだよ……また……私パトラッシュのこと……
[拒む様子を見せながらも逃げることも出来ず、やがてパトラッシュがその身に触れた瞬間]
ふえぇぇぇぇぇぇん……
[であったときのようになきながらだきついていた、
のこった、かたてだけで、
もうかたほうのてが、あったばしょからは、ちが、ながれおちる、ひとと、ほぼかわらないからだとこころ]