───えぇ。私は、ずっと「私」を隠していた。[仲間のコエ>>15に、目を伏せる。「貴女」じゃなかったと言う彼女の胸には、どんな感情が渦巻いているか。こちらを責めるようにも、哀れむようにも聞こえるその響きに、自らを偽りだったと認める。彼女からもう仲間じゃないと言われることも覚悟していた、けれど。続けて向けたコエに返されたもの>>16は、肯定で]…私も、です。[「仲間」が居て嬉しかった>>17と、そう言ってくれる彼女に。同意するコエは、無意識泣き出しそうなものになった*]