おおぅ……おぉ。ありがとうのぅ、レイちゃんやぁ。[己に付着した水気の失われていく様子に暫く見入り、感嘆の声。離れて行く青年に乾いた手を振ると、集う面々の様子に目を向けてから中央へと戻り]美人さんがいっぱいじゃのぅ……。でも、お菓子の生る木ちゃんはどうしたら振り向いてくれるかのぅ……。[その場に樹木の如くに佇み、一本の木を見つめて物憂げに溜息を吐き出す様子は、恋患いの様相*だった*]