―宿屋 個室―[アーベルに案内された部屋のベットにユリアンとライヒアルトに運ばれた夫を横たえてもらえれば、自分はその隣に腰掛けて、暫くは様子を伺った。幼馴染にかけられた言葉には>>170こくりと頷く。似たような状況は過去何度かあったので。]うん、もう少ししたら私も休むわ。あっ……ライ、アル、ユリアンさん。お手数かけてしまってごめんなさい、ありがとう…。[部屋を出る3人には、そう礼を言い外に出ると言う幼馴染には、気をつけてと呟いた。]