[途中、エーリッヒの姿が見えればやはり、気遣わしげな視線が彼へと向かう。出来ればギュンターの姿を見せたくはなかった。けれどそうもいかないだろうと、引止めはしない。ただ、案ずるような目線が弟分の幼馴染に向けられていた]