う…いや、その。
…心配してくれているのは、わかっているん、だが。
[>>174幼馴染の言葉には多少気まずそうに目を逸らした。
続いて言われたことには。]
うん。いつもすまないな。
[面倒をかけているのは事実だからこちらも気付くことなかった。
買ってきてもらったものも、このまま持っていくと言われると申し訳なさそうに眉を下げつつ。]
じゃあ、お礼代わりに今買ってきてもらった中から何か好きなものをもらってくれるか。
でなきゃ、自分の分は自分で持つ。
[そう言って、幼馴染を見上げ。
学者と別れ、幼馴染と一緒に家路につくことになっただろう。**]