[冗句に紛れさせる心配と沈黙の心配。
心配である事実は変わらないけれど]
……俺は意に沿わないことをしちゃったみたいだね。
[ごめん、と零しながら、回廊の先を見遣る]
……そうだね。お茶、貰いに行こうかな。
[温めれば左が多少滑らかになるのは事実。
それに、身体の芯が冷え切っているのも事実なのだ。
提案>>168に否が返る筈も無く]
[耳打ちされた言葉は矢張り思いもしなかったもので、一体何度目かの瞬きが繰り返される]
……幼馴染みたいなものですから?
それ、そのままお返しするよ。
[取り直した後には意趣返しのような不敵な笑み]