─元宿屋・広間─
ゲルダも分からないってことは、オレらが完全に村から出た頃か、その少し前くらいかな、来たのは。
[ゲルダの言葉>>177に大体の当たりを付ける。
付けたところでどうにもならないけど。
階下に降りた後、こちらを向いた青髪の男性の言葉>>175に、オレは分かりやすく動きを止めた。
美人? ゲルダか?
それは否定しないが、二人っつったな。
翡翠の瞳は一旦ゲルダへ。
指で自分を示して、オレもか?とアイコンタクト。
押し殺してるけど、案の定ゲルダは笑っていた。このやろう]
良かねぇ。
[翡翠をじと目にしながら呟く。
男と分かって美人と言って来る奴も居たりしたから、酷く過剰反応まではしなかったけれど。
ゲルダは面白がっているのが分かったから、オレは不機嫌そうな表情になった]