─ 談話室 ─さて、それは聞いてみないと分からないんじゃないか。[娘の好奇心>>169にはそう言葉を紡いで。分けてもらったパイを咀嚼した後に茶を口に含む。ライヒアルトに問いかける>>170のは耳を傾けるだけにして、視線を当のライヒアルトへと。じ、と見詰める形となったのは半分は偶然、半分は必然。何かのいろが消える刹那が目に入ったものの、気のせいかとも取れる短いものだったため、意識はその奥、窓の外へと向いた。仕事柄、天候の機微には聡く、雲行きにほんの少し焦げ茶の瞳が細まった]