[絡み付いていた力の結晶が零れ落ちるのを横目に見つつ。
暴走が静まる様子に、ほっと安堵の息を吐く]
……やれ、やれ……危なっかしいったら、ないな。
[人の事は絶対いえない一言を呟きつつ]
ラヴィ、戻れ……異界龍・結。
[咆哮していた龍に向け、手を差し伸べる。
歌うよな声は静まり、五体の龍は一体に戻り、左の肩に舞い降りた]
……さて、と。
一応、最低限の回復は、しておくか……後は、委員会の連中に連絡して、と……。
『……自分の治療も、なさいね?』
[水晶龍からの突っ込みに、わかってる、と言いつつ浮かべるのは、苦笑い]