―東殿:玄関辺り―[しとしとと振る雨を見つめて、玄関に立っていると雨の中パリパリと音を弾けさせて白薄紫の獣が光となって現れた。 祭壇の様子をはじめとする報告を聞いて、去る獣の後ろに何度目かの溜息をつく。] 雷皇の祭壇の落雷は酷くなっているようです。 一度見に行ったほうが良いのでしょうか。[呟き、獣が東を見て目を*細めた*]