─ 大広間 ─
[あふ、と大きな欠伸を一つ。
夕食を口にしてからだいぶ時間は経っているだろうか。
雨に濡れたことやこの屋敷まで駆けたりしたこともあり、僕が思うより疲労は蓄積していたらしい。
膝にかけた毛布の暖かさもあり、徐々に睡魔が僕を襲い始めていた]
……んん、月?
雨降ってるのに月なんて────
[出ているはずが無いと思って、欠伸交じりに否定の言葉を紡ぎかける。
窓の外を気にしている人達に視線は投げたものの、ソファーからは立ち上がることなく。
休んでくるというメーフィエ>>181には一つ頷きを返した]
お疲れ様です。
無理はしませんよ、大丈夫。
そちらもごゆっくり。