─ 訓練所 ─
まったく、
口もよく回るようになったもんだ!
[柄で防いだ拳は右に弾くも体勢を崩すまでには至らず>>125。
何も無しでは懐に容易く踏み込まれてそれで仕舞い、
折角の教え子、現同僚との手合わせを
そんなあっさりと終わらせてはつまらない。
足蹴にしたハルバードの柄での牽制で
距離を保つは叶い、また互いに正面に向かう形に戻り。
そろそろ本番といきましょうという声掛けに、
こちらは頷き一つを返した後
呪を紡いで自身に魔術を憑依させている上陰>>126に
こちらはハルバードを左手のみに持ち換え柄を地に突き]