ベル先輩も、改めてお帰り、だね。
─…ふぅん、んじゃペース上げて行った方がよさげっぽい?
にしても…マジで罠満載みたいだなぁ…
[無事にまた合流出来た相手にも笑顔を向けて。
彼女の話を聞きつつ、もうふわふわはこりごりだけどなーなどと考えていたら。]
───っベル先輩!?
[がく、と消えた彼女の姿に驚き声を上げるものの、続いた声は緊迫感がなく。
中を覗けば暗く深いながらも先程のカルメンと同じような状況らしいことは推測できた。]
ベルせんぱーーーーい、大丈夫ですかー?
[そうして声をかければ、返事が返ってくるだろうか。
しばらく待っていると登ってくる彼女の姿を目視できるので、手の届く位置まできたら手を伸ばして引っ張り上げるか。]