─ 屋敷の裏手 ─
[来る途中、クロエから向けられた視線>>176には、大丈夫だよ、という思いを込めた笑みだけで返していた。
こうして、家主の状態を目の当たりにすれば、彼女が何を案じていたのかも理解できる]
……ここで、記憶に捕まって取り乱すほど、ヤワじゃないってのに。
[そんな呟きが、こぼれ、そして]
……爺様、どうするの。
このままにはできないし……埋葬して、ライヒさんに、祈ってもらう……?
[投げかけたのは、こんな問いかけ。
ナターリエから向いた視線>>184には、クロエに返したのと似たような笑みで返していた]