[榛名と史人が訪れた桜の樹の下に人の姿が一つ、歌を歌っている、生前のものと変わらない姿、声で二人が来るのを確認するとそちらに笑いかける]やぁ、遅かったね。でも、二人ならきっと着てくれると思ってたよ。先日の件はお互い災難だったね。[あたかも、何事もなかったように、だがその存在はどこか現実的ではなく…]