[ぐずぐず泣いたまま、ニキータが困ってても気にしないで火傷を冷やしたり、肋骨の固定を手伝ったりして。 木へと送り込まれるときには小さく手を振って見送った。 それからどれだけの時間がたったのかは泣いていたから覚えていない。 ただ、出てきたアナスタシアの、あまりにらしい言葉に。 ちょっとだけ口元が緩んだとか**]