─ 大広間 ─
どう致しまして。
あー、食事、かぁ。
そう言えばもう夕方過ぎてるんですよね…。
[雨が降る前は茜色の空が見えていたはずだ。
それで大方の時間は知れたは良いが、そろそろ腹も空いてくる頃合。
メーフィエの言葉>>186を聞いて、その時間が近付いていることにようやく気付いた]
非常食、全部落としちゃったしなぁ。
僕も何か頂いて良いですか?
[贅沢なものは望まないから、メイドに任せると言う意図を含めてメイドに頼んでみる。
返るのは抑揚の無い「かしこまりました」の声。
感情が籠もっていないとこんなにも気まずい気分になるのだろうか、と思うくらいに無機質な声だった]