[ちなみにピノ君が傍に無いため、周囲の精霊の様子にも気づいてはいない。見えてしまえば、大地の精霊がぐったりしている様子などを目撃したのだが。そのピノ君はというと、始めはビニル袋の中にボールと一緒になって転がってたのだが、いつのまにか空のボールを持ち出してころころと泥罠の方に転がっていった。使い魔でもないのに実に涙ぐましい。]