……っとに……。[零れる、小さなため息。少女はひとまず、室内の空いたソファに寝かせた。着替えさせた方がいいか、と思うものの、頼めそうな女性もそれどころではないようで。しかし、妹のような存在とはいえ、年頃の少女を着替えさせるのもためらわれ]……やれやれ。[ため息が、口をつく]面倒事、ばっかり。