[誰かが側に寄ってくる気配がした。同じ高さで聞こえてくる声は、オトフリートのもの。その言葉遣いに首を傾げ] 先生? うまく喋れてないのは、病気のせい? ……私は大丈夫。先生は、大丈夫なの? だってわかるもの。先生が苦しそうなの。[手を伸ばす。オトフリートの腕にたどり着くと、さするように手に取る] 3階は危なかったけど、みんなが守ってくれたから大丈夫だったの。 見えないのって、不便ね。お手伝いも出来ないんだもの。[気を紛らわせようと、わざと冗談めかして*口にした*]