………ヴィヴィ。[再び名を呼んで、そっと手を伸ばした。 彼の手へ重ねるように、手が触れたろうか。 じ、と蒼は懇願する様な色を灯す。] 服は、別に。 ……このまま、でも、いい。[だけれど。 けれど、と。其の先を言葉にしようとして。 これ以上を望む事は出来なかった。]