─中庭・どこかの出店裏─
[悪夢を振り払おうと首を振るヴィターを見て>>188、ヒュレストは、にしし、と笑った]
『トリスと一緒に会場んなる隔離結界の維持せんとあかんからな。
中に入るんはディルとベルデだけや。
言うこと聞かへんっちゅーんは、反抗期やろかねぇ』
[そんなはずはない。ヒュレストの紡ぐ言葉は半分くらいふざけたものである]
『おぅさ、何や進展あったらええな、くらいで思うとくわ。
ディルもトリスほど鈍かない思うねんけどなぁ…』
[まぁアレの兄だし、と呟いて長い尻尾を揺らした。良い笑顔なヴィターには、こちらも良い笑顔で返しておく]
『さぁて、一頻り笑ろたし何か見に行くかー。
……て、なんや居るな』
[その場から移動しようとして、同族の気配>>184を感じ取った。ふよりらとそちらへと向かう]