― →自宅―[ゼルギウスの言葉に甘えて空き部屋を借り、一夜を過ごし。翌日には嵐もすっかり収まり、当人たちが起きていれば直接礼を、いなければ先に帰ったらしいミハエルと同じようにメモを残して、帰路についた。嵐の後らしく、折れた枝や木片などが散乱する道を歩き]……大丈夫だったみたいね。[辿り着いた一日ぶりの自宅は特に異変も見られず、安堵の息を吐いた]