― 第3階層・とある研究室 ―だってカード落ちてたからさー。[また余計な事を言いながら、何となく難しい内容の物の言い方は怒られていると漠然と受け止めた。ぷらーんされたまま(ちょっと反省してるのと、ちょっと面白いと思っているので大人しい)出入り口の方に連行されつつ、苦々しい声にも事の重大さはまだ理解していなかった。]おっちゃんも見たことないからわかんないの?[遠くでノブが吹いてるとか知らず。呑気に見つけられない理由には、そんな事を思って聞いてみたり。]