……それには、俺も同意ですね。
仕掛け人が何を考えているにせよ、穏便に済ませられるとは思えません。
[むしろ、穏便に済ませなどしない。
そんな思いすら、感じさせる呟きが零れ落ちた。
同時、聞こえたシャッター音に瞬いた時には、険しさは大分薄れてはいたけれど]
……わかりました、では、俺は先にあちらへ。
時間の猶予がどれだけあるかわかりませんし、準備をしておきます。
[先に行ってほしい、という言葉。
容器を受け取り、一つ、頷く。
壁に寄りかかるブリジットには、軽く視線を向けて。
それでも、声をかける事はなく、三階へと]