─ 村の通り ─
家に帰ったら、そうするよ。
ありがとう。
[再度の忠告>>193に感謝の言葉を述べて。
虚ろな瞳を細めて微笑む。
アーベルのお陰で、と聞くと、ああまたなんだ、と口煩くされているらしい食料品店の店主のことを思い出した。
自炊しなくなってさっぱり行くことの少なくなった場所だったけれど、食堂できちんと食事している分、店に行ったらきっと僕はまだマシな対応を受けることが出来るだろう]
そっか。
…アーベルのお陰で、かぁ。
……二つで1セットのペアアクセ。
組み合わせると別の意匠になるもの…。
うん、良いかも。
[真顔で頷かれたのを受けて笑んだ直後。
二人の在り方にインスピレーションが湧いて、顎に手を当ててぶつぶつと呟いた。
表情が真面目なものになったけれど、虚ろな瞳のせいで空虚めいた表情となる]