[その後ジュースの誘いを受けた方へ向かい]でも、朝からお菓子って……怒らない?[何も食べないよりマシではあるのだろうけれど、怒られた経験でもあるのか、眉を寄せながら尋ねた。入れ違うように出て行く幾人かを追いかけることはしない。結局貰ったお菓子の減りも遅く、今日のベアトリーチェは大人しかった。何となく重く、それでいて慌ただしいような空気を感じていたからだろうか]