─ 『世界中の仔』付近 ─
[ティルにはこれが武器であると言う認識はありません。
武器を扱わないために見慣れていない、と言うのはあるのですけれどね]
ゎ。
[生徒が地面に陣を描く>>195と、そこからフレイルよりも小さな木の玉と紐が現れました。
それを見て、ティルは驚いたように声を上げます。
それから差し出された紐付き木玉と生徒の顔を、何度か交互に見遣りました]
……… ありがと!
[自分にくれるのだと理解したティルは、満面の笑みでお礼を言います。
紐付き木玉を手に取ると、まじまじと見詰めてから、紐を手で持ってクルクルと回してみました]