―住宅街・アヤメの家―俺はいいけど…。[改めて女性二人の反応を窺う]いや。銃器は全員に配布されてるんだろ?大きさは。関係、ない。[最後の方は聞き取り難くなる程低くなった。大きさ殺すのには関係ない。だって自分もそうしたのだから。ライフルよりもずっと小さな銃で。家の中に入って戻していた銃に、前と同じように上着の上から触れた。無意識にではなく、確かめるような動きで]…うん。[兄が作家を宥めているのを見ながら、いいよねと言う様に司書の*顔を見た*]