[絶対に、死体は視界に入れたくなかったから。 不自然なまでに、宿直室の中は覗かない][サクラとケイコが中に入るのを確認して、マコトを見上げた。 唇を噛んで、真っ赤に腫れた目の奥には少し冷たい光][彼の返答を待つ。 もし諾と返事が得られたら、ここから少し離れた教室に連れ込んで、短い内緒話をするつもり]