[闇から滲み出るよに現れた姿。蒼の瞳がす、と細められる。武器を持っている様子は見えないものの、しかし、『この場にいる』というだけで、何かしらの技を身に着けているのは明らかで]退屈を持て余すよりは、何かしら動いていた方がいいんでね。受けるに、異存はねぇよ?[静かに言いつつ、呼吸を整え、距離を測り]……楽しめりゃ、それに越したこた、ねぇけどなっ![舞台を蹴り、蒼が駆ける。手にした刃は、未だ漆黒の鞘の内]