─広間─[>>198 窺う視線に、ゆる、とそちらに翠を向けて。ライヒアルトの姿を認めると、また、手の中の白に視線を落とす。頭の上にクレメンスの手が乗せられると、上目遣いに見上げて]……だから。撫でられて喜ぶ歳じゃ、ないって。[ぽそ、と。掠れ気味の声で、それだけ告げた]