うん、生き残ったのは…。[そう言って、ようやく視線を現場へと戻す。気づけばカレンの父親(勘違い)も倒れていて、眉を潜めた。その彼がエリカの傍に居たのには気づいてない。エリカにさっきはたかれて>>175、視線向けずらいというのもあったので。]あの二人だけか…いや、一人と一匹?一体と一匹……。[カレンの腕はここからで人でない物なのがわかる。わかって―――憎くはあったけど。恨みを口にするのはなんだかやるせなくて、言葉に出来ずに溜息だけが落ちていった。]