─厨房─……まったくだ、な。[>>200 目も当てられない、と言う言葉に、苦く笑う。団長の事は、多分、この中では一番わかっているから、そんな安直な事はしない、とは思うものの。反面、その気質を知るが故の不安は、ある。それに囚われ、ふ、と窓の外へ視線を移ろわせている間にさっさとお盆を持ち上げられ]……ああ、うん。戻るか。[力仕事に手を出そうとしても、多分ここではにべもない扱いしか受けないのはわかっているから。苦いものを飲み込んだ笑みを向けて、頷いた]