ではしばしの間、お相手願おう。[相手の返答に柔和に笑む。駆け込んでくる蒼、得物はまだ鞘の中。動きを見極めるかの如くその動きを瞳で追って]……はっ![相手の得物の間合いを計り、それをずらそうと大きく一歩踏み込んだ。それは攻撃に移るための予備動作にもなり。踏み込んだ足を軸足にし、真正面へ蹴りを放とうと]