[要領が掴めず、ノブと同じような言葉をジョエルに向けた。
ジョエルに銃を向けるような口振りが聞こえ口を出しかけたものの、実際にそうなる様子は無かったので軽く目を伏せるだけに留まったが。
オーフェンが散歩してくると出ていったというジョエルの言葉>>165に眉が寄った。]
散歩って…
…また何処かに入り込もうとしていなければ良いんだが。
[状況の見えない現在、どこが安全というものでもないのだが、下手なところに潜り込めばトラブルが起きない確立の方が低い。
以前の説教が効いてくれていれば良いが、と内心溜息をついた。
パトラッシュが銃を体内に装填するのには、ちゃんと機能しているなと確認の視線を向けただけで。
仕事に戻るらしいノブからオーフェンのことを頼まれれば、少し困った表情を返した。]
…探しにいきたいのは山々だが、私も士長から整備室に控えるようにとの達しを受けてしまってな。
見つけられたら連絡はしよう。
[そう言ってノブを見送ったところで自分にも武器の支給の順番がまわってきた。
受け取ったのは旧式の小型のエネルギー銃で。明らかに整備の手が回っていない代物だった。]