何かご用でしょうか…?
[どこか厳しい表情の自衛団員に恐る恐る問いかけると、ナターリエ、ロミ、カヤの3人に呼び出しがかかっていると言う。
その言葉に神父と顔を見合わせて、視線は再び自衛団員へと]
呼び出しとは……一体?
[問うても詳細は黒珊瑚亭で話すと言われ、宿へ向かうよう急かされた]
ええと…私達は構いませんが、カヤ君は今居なくて。
探してからでも良いですか?
[紡いだ願いに対しては、それならこちらで探すと返され、ナターリエは一足先に黒珊瑚亭へと向かうことになる。
ロミも共に向かうことになろうか。
教会を離れ行く者達を、神父は心配げに見詰めていた]