─ 談話室 ─うん。そうだね。次から気をつけます。[冗談めかした司書の言葉>>197を聞いて、娘は逆に神妙になって答えた。小さいといえば弟のことが浮かぶし。そろそろお年頃、父について歩かなくなったせいで色々気にするようになったことも、ある]……荷物は落とさなかったもん。[さらりと言われたことにはその通りだと頷きつつ、小さく拗ねたような声を零しながら。さっきより飲めるようになったお茶のカップを手にして、ずずっと啜った]