― パソコン室 ―
[高峰が安堵する様子にほっとしたように小さな笑みを浮かべて諏訪と高峰のやり取りをみていた。
寂しげな表情で残念だという諏訪>>196に他意はないのだろうとわかっていても心臓に悪い、と胸に手を当てつつ]
は、はい。――えと、その、またオフ会とかあるかもしれませんし、そういうところであったら、ということで……
[折角知り合えたのに勿体無い、ととっさに思うのはやはり女子としては普通のことだと誰にともなく言い訳しつつ、めったに参加しないオフ会のことなどを持ち出してみる。
優しくたずねられるのにはふるふると首を振って]
緊張というか、その。
――……人と話すのに、慣れてないだけ、です。
[うっかり先輩がかっこいいせい、といいかけてあわてて言い直す。
どちらも真実ではあったけど。
パソコン室の入り口あたりが賑やかになっているのにはようやく気づき、諏訪の言葉>>200にそうかもしれません、と相槌をうった]
……なんだか、ものすごく人が増えそうで恐いです……
[ぼそりと本心を零しつつ、ちらちらと入り口をうかがう]