─広間─[一歩、遅れて広間に戻り、視線を向けるのは暖炉の傍。真白の猫は大人しくしているらしい]……ほんと。要領がいいというかなんというか。[その様子にこんな呟きを漏らしつつ、荷物を置いておいた椅子の傍へと戻り]あー……。そう言えば。[ゼルギウスの姿にふと、思い出す。そろそろ一度、顔を出さないと、色々な意味でまずかった事を]