―井戸→厨房―[天候が崩れる予兆などまだ感じられぬ空。眩しげに目を細めて息を吐く。] いい天気だけど、風邪ひいちゃいそ。[ひなたぼっこするにはまだ早すぎる季節。手を伸ばし、たっぷり水の入った桶を持ち上げて厨房へと続く勝手口の扉を開ける。] ――…あ。[視線の先にミリィの姿>>196を見つけて] こんにちは。 今日も本を?[読書家の彼女が聖堂を訪れた理由を思い浮かべてふわと笑みながら訊ねるように首を傾いだ。]