こっちはとりあえず、いいんだよな。そっちは長引きそうだし、後よろしく。んじゃ、“また”な。[ 電話するタマキをもう一度見やってから、 ミツクニに向けてひらひらと手を振り、 ケイコに肩を貸して、その場を去っていく。 途中で歩調に合わせるのが面倒臭くなったらしく、 (怪我を考慮して人目につかないルートを選びつつ) 有無を言わせず抱き上げ運んでいくことに*なるのだが* ]