―談話室―[外にゆこうとするマテウスとそれについてゆこうとするイレーネ。二人の姿に気付けば、菫色の眸が揺れる。] ――…っ、[声にはならない。けれどよくみればくちびるが『いかないで』と綴る。エーリッヒと眼差し>>(204が交われば、眉尻を下げて一瞬縋るような色をみせた。]