―― 宿泊施設・廊下 ――
[一人>>166、また一人>>193と「こちら側」に姿を現すのを、ふわり、見詰める。
白猫が気配に気付いたのか、シスターの方を見て小さく鳴く。>>194
それに気付いているのかいないのか、座り込み祈りを捧げるノーラ>>167に
どう声を掛けていいのか、考えあぐねて視線を彷徨わせた。]
誰も、なにも悪くなんかなかったんだ。
[共に全てを見届けたリディに>>188、そこにいるみんなにそう呟く。
残された家族を案じる様子>>189に目を伏せ
アーベルたちが本当に辛いのはそれからなのだろうと考えた。]