―元宿屋・広間―
[説得をしたというゼルギウスの話>>190を聞けば
此処に来るまでに矢張りそれなりの苦労があっただろうことが窺えて
その光景が思い浮かぶのか微苦笑を漏らした]
ふふ、大変だったみたいね。
[彼の話から相変わらずであることが知れる。
薬師である彼女のもとを訪れたのは数日前。
その時に貰った痛み止めの薬はきちんと鞄に仕舞われている。
冬の寒さに古傷が疼くのか今の季節、薬師のもとにはよく足を運ぶ。
ライヒアルトが外に出る用事がある時は彼におつかいを頼んだりも
するのだがそれはまた別の話か]