─ 三階 ─[飄々とした青年の素性は知れないが、少なくとも自分と同じ警戒を抱いている。交わした会話でそう信じられたから、現状同行するのは不安にもならず]ここのご主人は余程の恥しがりやなのでしょう。[青年の言葉>>204には思ってもいない事をしれっと口にして、反対側へと進む。突き当たりの扉を開ける彼に続き、その先>>205を見て]……一体幾らかけてるんだろう。[口にした疑問は、素のそれだった]