その考えは敵が増えそうだなぁ…嫌いじゃないが。
[むっとした様子のライヒアルトに嫌味ない笑みを浮かべつつ言って]
それに、先のことを考えると…お互いの呼吸を知っておくのも悪くない
[と答えつつも、注意深く流れを見つつ]
メラニー
[その呼び声に答え。細長い体をした金色の龍が髪よりにょろにょろ出て、腕へと巻きつく]
まずは無難にこれか
―――開きたまえ開きたまえ。祖は異界への扉。祖は哀しみを運ぶ風の門
我が友を介し…満たせ
[詠唱と同時に出でるのは直接的にはなんの害もない…ただこのエリアを支配する土属性の領土を奪わんとするだけの風の力]