─ 二階 物置 ─ああ、そう、か。[聴こえたから、という返事>>202に、思っていたよりも音が響いていたのか、と今更のように気がついた。自分の表情などはわからないから、懐かしむような仕種の意味は知れず]いや……どうも、してない。ここ、埃っぽいから、多分そのせいだよ。[喉の事を問われると、咄嗟に場所のせいにしていた。自分でも理由がわからない異常で、回りに余計な気を使わせたくはなかったから]